変動金利定期預金

通常の定期預金は預入れ時点の金利が満期日まで継続する固定金利ですが、この場合は一般的に半年ごとに金利の見直しをします。1994年以降、最長預入れ期間が撤廃されましたが、期間を1年以上3年以下とする金融機関が現在は多く見受けられます。


メリット
金利の見直しがあるため、解約しなくても金利上昇時には利率が上がり、この定期預金の力が発揮できます。今後徐々に金利が上がるかもしれないと判断できれば、魅力がある商品です。


デメリット
6ヵ月定期預金をべースにしているので、他の同じくらいの預入れ期間の商品と比べ金利水準が低い傾向にあります。

しくみ
定期的に金利を見直すことで、利率が変動します。取扱い機関は銀行、信用金庫、信用組合など銀行系で、1円から自由に預けられます。300万円以上の預金は「変動金利定期預金300」、1000万円以上の預金は「変動金利定期預金1000」と呼ばれ、それぞれ基準になる金額の商品によって、金利が違います。また預金方法が2種類あり、1年、3年、4年などとはじめから期間を定める「定型方式」と、1年超3年未満の間で自由に満期日を指定できる「満期日指定方式」とがあります。
3年以上の預け入れの場合、単利と半年複利の選択ができます。3年未満は一般的に単利のみとなります。
利息の支払いは、単利の場合は半年ごとに約定利率の70%または100%の中間利息を支払い(金融機関により掛け目が異なる)、半年複利の場合は中間利息を支払わず、満期日に一括で支払います。
中途解約の場合は中途解約利率が適用されますが、適用利率は金融機関によって異なります。

税金
20%の源泉分離課税で、マル優の利用ができます。3年以上の半年複利の場合、満期
時での一括課税となりますので、税金の繰り延べ効果があります。

上手な利用法
今後は金利が下がるリスクよりも上がる可能性のほうが高いですが、様子を見ながら対応したい場合に向いている商品です。新規の契約の場合、金利の見直しは毎週月曜日にされているので、その週の基準を決定できます。もちろん、少しでも金利の高い時期に預けたいのですが、現在はあまり高い時期というのがないので、思い立ったときにいくつかの金融機関で比べて見る程度で十分です。

◎6ヵ月ごとに金利見直し
◎上乗せ金利は預入れ時に決定
◎金利上昇時に面倒なく対応


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