一定期間据置き後解約自由型定期預金

郵便局の定額貯金の機能を持った、民間金融機関の定期預金です。一定期間経過後であれば必要な金額だけ自由に引き出すことができます。金利は預入れ期間が長くなるほど高くなります。

メリット
一定期間(6ヵ月とするところが多い)経過すれば自由に必要な金額だけ引き出すこ
とができるため、貯蓄性と流動性を兼ねそろえた商品といえます。引き出しの回数に制限はありません。使い道が決まっていない資金や、6ヵ月後以降に使う予定の資金などを預けるときに便利です。金利は預入れ期間に応じて段階的に高く設定されています。利息は半年複利で、一般の定期預金に比べて有利です。

デメリット
据置き期間内に解約すると、金利は普通預金並みに低くなります。したがってすぐに
使う予定のある資金には不向きです。引き出し後の残高に制限があり、制限を超えて引き出す場合は全額解約扱いとなる金融機関もあります(300万円以上預け入れている場合で、引き出し後の残高が300万円を下回る場合など)。また、銀行によって預金の額に応じた金利を設けている場合があるので、残高の確認が必要です。

しくみ
利率 「○年以上なら○%」というように、預入れ期間に応じて段階的に金利が適用されます。預入れ金額が300万円未満か300万円以上かで金利差をつけるのが一般的です。したがって、一部引き出しにより300万円を下回ると、預入れ金額300万円未満の金利に変更される場合があるので、注意が必要です。

預入れ期間 取り扱う金融機関によって異なりますが、5年または10年を最長とするものが多いようです。郵便局の定額貯金は、最長10年となっています。

近況
都市銀行では、東京三菱銀行が1996年11月から据置き期間6ヵ月、預け入れ期間5年で「スーパーNO・1」の名称で取り扱いを開始し、主力商品として販売していましたが、現在は新規および追加の預け入れの取扱いを中止しています。最近では各行とも、取り扱い定期預金の商品の見直しを行い、絞り込みをしています。

税金
20%源泉分離課税で、高齢者などはマル優(少額貯蓄非課税制度)を利用することも
できます。

◎民間版定額貯金
◎定期間据え置けば解約は自由
◎預入れ期間が長いほど高い金利


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