普通預金・通常貯金

最も多くの方が利用しているのがこの口座です。預け入れ、引き出しが自由で、使い勝手は抜群によい分、利率は非常に低いため、増やすための口座ではなく、あくまで利便性を重視した口座と考えて使用するほうがよいでしょう。
公共料金や給与の振込口座として使われることが多く、年金や配当などの受取り口座としても一般的に使われています。白動振替によるクレジットカードなどの引き落としにもこの口座を指定している場合が多いようです。
また最近では、普通預金から投資信託も購入できるなど利便性がアップし、一部のクジなどを購入できるサービスを行っている銀行もあります。ただし、郵便局の通常貯金の場合は原則預け入れが1000万円までしかできないので注意してください。


メリット
現金の預け入れ・引き出しが自由で流動性が高く、使い勝手のよさが売りです。キャ
ツシュカードがあれば、ATM(現金自動預け払い機)が稼働しているところでいつでも利用できます。最近、各銀行はコンビニエンスストアなどと提携してATMを設置しているので、利便性がより高くなっています。

デメリット
利率が非常に低いので、貯蓄性には乏しいのが難点です。必要以上に預けている意味
は薄いといえます。

しくみ
「預金」は銀行、「貯金」は郵貯の場合を表し、原則として普通預金は1円、通常貯金
は10円が最低預入れ金額です。銀行系(信用金庫・信用組合など含む)の場合、総合口座の窓口的口座となり、ここから定期預金の積立てなどが可能となります。郵貯の場合は「ぱるる」と呼ばれ、総合口座の役目を果たします。

現在では民間銀行と郵貯との間でキャッシング提携が進んでおり、どちらのATMからもキャッシュカードが使えるような体制ができあがってきています。ただし、銀行によっては使用できない場合もあります。

税金
普通預金・通常貯金ともに原則として一律20%の分離課税方式で、マル優(少額貯蓄
非課税制度)の利用が可能です。マル優等の利用者(障害者など)は金融機関に申し込みをしなくてはなりません。

注意
郵貯の場合、10年間一度も口座を利用した形跡がない場合、払い戻し請求に関する通
知が届きます。この通知が出されてから2ヵ月間払い戻しをしないと、その口座に預けていたお金は本人のものとしての権利がなくなります。

上手な利用法
一部の銀行では残高が一定以上なら、ほとんどのATMで引き出しても手数料が無料になります。また通常貯金は郵貯のATMで引き出せば、休日でも手数料はかかりません。

◎出し入れ自由の便利な口座
◎低金利時代の現在は超低金利
◎定期預貯金を担保に融資が可能


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