地方債
地方債は、都道府県や市町村等の地方公共団体が発行する債券です。広く一般投資家を対象にした「公募地方債」と発行者に関係のある金融機関などの少数の特定者が引き受ける「非公募地方債」(縁故地方債)があります。個人投資家を対象にした「公募地方債」は、すべての地方公共団体が発行できるわけではなく、現在、発行が認められているのは、東京都や大阪府などの16都道府県と、横浜市や川崎市といった12政令指定都市の計28団体です。最も格付けが高い(信用力が高い)のが東京都債です。
しくみ
購入方法 銀行などの金融機関、証券会社で購入できます。最低購入金額は額面1
万円、10万円、100万円の3種類が多い。期間は5年と10年があります。
利回り 確定利回りで、利払い方法は年2回半年毎に支払われます。
中途換金 償還日前でも、市場で売却することにより換金することができます。ただし、その場合、その時々の市場実勢価格により金融機関が買い取りますが、価格の値下がりにより元本割れ(売却損)する可能性もありますので、注意が必要です。満期まで持てば、額面金額がそのまま償還となります。
メリット
地方公共団体が発行するため、国債についで安全性が高い。国債より高利回り。
デメリット
中途換金した場合に元本割れする可能性があります。確定利回りのため、低金利時、金利上昇局面では不利。
税金
利子については20%源泉分離課税ですが、マル優、特別マル優が利用できます。ま
た、中途換金時に売却益が出た場合、その売却益に対しては非課税です。なお、償還時の差益は雑所得扱いとなります。
近況
今年度から地域住民参加型の地方債「ミニ公募地方債」の発行が解禁になりました。販売対象は債券を発行する地方公共団体の住民が中心ですが、最低購入単位が1万円や、国債よりもやや高い利回り設定で人気を集めています。
従来の公募地方債は、上記28団体に限定されていましたが、ミニ公募地方債は28団体にとらわれず発行が可能となりました。
ミニ公募地方債発行第一号となった群馬県発行の「愛県債」(5年、0.54%)は募集開始から18分で完売、続いて発行された兵庫県の「県民債」も募集開始日の午前中に完売になるという人気振りでした。
ミニ地方債は、集めた資金の資金使途が明らかにされているという特徴もあり、地域住民の関心が高まっています。今後札幌市などで発行が予定されています。
◎額面1万円から購入可能
◎安全性が商い
◎ミニ公募地方債が人気
◇スポンサードリンク
関連記事
トラックバック
トラックバックURL:http://futen.2kki.com/cgi-bin/mt33/mt-tb.cgi/21788