ネット証券

ストレスなく、すばやく取引ができるか? 忙しいビジネスマンにとって、画面の操作性こそがネット証券選びのポイントだ。株式売買の流れは「銘柄検索→株価チェック→注文」の三段階。一見、単純な流れとはいえ、じつは会杜によって過程や組み方が異なる。まずはデモ画面で試すことが前提だが、「情報の見やすさ」で選ぶか、「注文のしやすさ」で選ぶかでは、評価にばらつきが出る。


まずは情報提供について見てみよう。ビギナーなら無料で見られる株(チャート)やニュースがチエックしやすいのがポイント。その点から評価できるのはカブドットコム、マネックスだ。カブドットコムは、チャートが見やすく、指標も豊富。期間などのカスタマイズもしやすい。リアルタイムで登録銘柄の株価が一覧できる「カブボード」も定評がある。

マネックスも同様の機能(「マーケットボード」)を装備。また、銘柄検索と同時に、同じ画面で関連ニュースも即チェックでき、利便性が高い。

いざ注文となると、流れがスムーズなのはSBIイー・トレード。ログイン前
とログイン後と、ボタンの配置が変わらないため、直感的にトレードできるのが強みだ。カブドットコムは、行きたい画面にすぐ行けず、画面上の字の多さにストレスを感じる人もいよう。

しかし、注文方法の多彩さでは、一転、カブドットコムが強い。逆指値注文(株価が○○円まで下落したら売る“損切り”などで使用)に関しては、各社とも標準装備となった。カブドットコムでは、逆指値以外にも、リレー注文(A株が売れたらB株を買う)やトレーリングストップ(株価上昇に従って、損切りの設定も切り上げる)などの特殊注文が使える。注文の追加や修正を自動でやってくれるため、時間のない人には心強い。

携帯での通常取引に関しては、各社対応。パソコン取引と同程度の質を求めるなら、携帯アプリサービスが使えるイー・トレード、楽天、マネックス、松井がいい。外国株に興味があるなら、取扱銘柄数が豊富な楽天や三カ国(米国、中国、韓国)の株式取引ができるイー・トレードを検討したい。マネックスや松井でも中国株を取り扱っている。

超ビギナーで、これから口座を開くなら、新参組のジョインベストもおすすめだ。じつは、情報量や画面の見やすさでは、ネット証券のなかでトップクラス。手数料も安く、初心者向けのサポートも充実している。ビギナー向けということではマネックスもいい。が、手数料が高いので、取引回数が多い人には不向きだ。

各社の特徴には、一長一短あるのが現実。よって、システムダウンに対応する意味でも二社以上を併用するのがいいだろう。操作がしやすい一社を軸に、興味のある取引や注文法、情報などによって選択してはいかがだろう。


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