外貨建てMMF

外貨建てMMFとは、海外の格付けの高い債券やCD(譲渡性預金=第三者に譲渡可能な自由金利の大口定期預金。銀行など預金を受け入れる金融機関のみが発行できるもの)やCP(コマーシャル・ぺーパー=企業が投資家から短期の資金を調達するために発行する無担保の約束手形)などの短期金融商品を中心に運用される外国投信です。株式は原則として組み入れません。超低金利の日本市場に比べれば、高い金利の利回りが期待でき、かつ換金性も高いので投資家の人気を集めています。取り扱い会社によって異なりますが、米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランド・ドル、英ポンド建ての5種類があります。


しくみ
購入 購入最低金額や単位は外貨建てで設定されています。例えば、米ドル建て(10ドル以上1セント単位)、ユーロ建て(10ユーロ以上1ユーロセント単位)。購入代金はそれに応じた円(購入日のTTS※で円換算した金額)で払い込みます。外貨預金口座から外貨で払い込むことも可能ですが、送金手数料が通常必要です。証券会社の中には、銀行から同社の口座に一定金額以上の外貨を移す場合に手数料を肩代わりするサービスをするところも出てきています。

※TTS:円を外貨に替えるときの為替相場。

換金 購入日の翌営業日以降は換金自由。換金自体に手数料はかかりませんが、為替手数料は金融機関各社によりまちまちです。換金日のTTB※で円換算した金額を受け取ることができます。為替相場の動向をみて機動的な運用が必要です。

※TTB:外貨を円に替えるときの為替相場。

分配金 運用実績によります。店頭で表示されている利回りは過去一定期間の実績で、将来も保証されているわけではないので注意が必要です。毎月末に分配
金を源泉徴収後に現再投資する「無分配型」商品も登場し、分配型に比べると元利合計額の増え方が有利です(初回購入口数は金融機関によって異なるので要確認)。

税金
20%の一律分離課税、マル優なし。

メリット
格付けの高い債券等に投資されますので、ハイリターンは期待できないものの、為替
変動が少なければ安定した収益が期待できます。他の外貨建て金融商品を将来購入する資金として一時的にプールしたり、外貨建て商品を売却した代金の受け皿
として利用価値があります。

デメリット
基準通貨が外貨であるため、円高が進むと円べースの受け取りに為替差損が生じ、元
本を割り込むこともあります。また、外貨のまま証券会社の店頭から引き出すことはできません。外貨のまま使いたい場合には、銀行の外貨預金口座へ証券会社から送金してもらうことになりますが、送金手数料がかかることがあります。

◎金利の高い海外市場で運用
◎為替変動リスクに注意
◎外貨で購入は手数料サービスも


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